ご挨拶
「関西ナンバーワンの生産量」を誇りに 
 
 弊社は1956年に鉄筋コンクリート用棒鋼の製造を中心として設立した電気炉メーカーです。最新鋭の設備と職人技を融合させた製鋼・圧延一貫の生産体制の元、半世紀にわたり高品質な製品を社会に提供し続けてまいりました。お陰様で岸和田製鋼ブランド「KISI-CON」は関西№1の生産量を誇ります。
 ここまでの成長を遂げられたのは皆様のご支援と共に、設立当初より揚げてきた4つのアクションプランを、地道に実践してきた成果だと考えております。鋼材を高効率で再生させる電気炉「ECOARC」を世界初で導入し、丸棒用ブロックミルなどを採用することで〈高品質で安定した製品供給〉や〈環境保全〉を図りました。また、労働安全衛生マネジメントシステムを運用し、安全で健康的な職場作りを徹底したことで〈完全無災害〉を、さらに人財の成長促進策として、様々な研修制度や自己研鑽支援を行う事で〈人財の成長と幸せ〉を目指しております。 
 令和という新時代に入ってからはグローバル化への体制を高め、多様な人財を活かすダイバーシティ化、研究開発、AI、IoT化にも積極的に取り組み、社員一丸で従来以上に高品質で安定した製品開発をするという目標に向かって精進しております。
 これからも即断かつ柔軟な応対力で、いつも次なる一手を考えながら鉄の潜在能力をさらに引き出し、次代のニーズに応えた「鉄鋼業」という職務に使命感を持って立ち向かう所存です。
経営理念
1. 鉄スクラップの可能性を追求する
 
スクラップの持つ可能性を探り、地球環境の保全に努めるとともに、建造物に鉄のフォルムを与える「棒鋼」の役割と重要性に拘り続け、自らの発展と豊かな社会の繁栄を目指し貢献していきます。
 
2. 高品質の製品を安定して供給する
 
常に、顧客ニーズを追求し、自ら革新を通じ高品質で安定した製品供給に果敢に挑戦し、競争力と信頼を勝ち取る企業の現実に向け、日々努力してまいります。
3. 安全は全ての作業に優先する
 
「安全は全ての作業に優先する」を全社の共通認識し、従業員の恒久的な「安全無災害」を達成するため、安全衛生意識の定着、不安全行動や不安全状態の撲滅を図っていきます。
 
 
4. 全従業員で地球環境問題に取り組む
 
当社の製品・サービスを含めた企業活動が、地域社会や地球規模の環境問題に密接に関わっていることを深く認識し、全従業員が環境への負荷を考慮した継続的な改善に取り組みます。
会社名
岸和田製鋼株式会社  KISHIWADA STEEL CO.,LTD.
住所
大阪府岸和田市臨海町20番地
代表者
鞠子 重孝
設立
1956年12月
従業員数
244名
事業内容
鉄筋コンクリート用棒鋼の製造及び販売
資本金
3億5790万
役員
代表取締役社長  鞠子 重孝
常務取締役    片山 重吉
常務取締役    片山 勝吉
取締役      小松 喜美
取締役      早川 直樹
取締役      袴田 謙二
取締役      安達 俊哉
取締役      山﨑 剛
取締役      岡﨑 修
取締役(非常勤) 庄田 貴保
取締役(非常勤) 東迫 貴史
監査役      角野 謙治
監査役(非常勤) 加藤 慎一
執行役員     松村 栄一
執行役員     畑中 良人
執行役員     鞠子 葵
会社概要
グループ会社
株式会社 岸鋼物流
株式会社 岸鋼加工
株式会社 岸鋼興産
岸和田ステンレス 株式会社
取引先銀行
商工組合中央金庫
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
日本政策投資銀行
日本政策金融公庫
紀陽銀行
あおぞら銀行
関西みらい銀行
池田泉州銀行
南都銀行
組織図
1956年(昭和31年) 12月
設立
1966年(昭和41年) 8月
岸和田市臨海町20番地に棒鋼圧延工場の建設に着工
1967年(昭和42年) 7月
小型棒鋼連続圧延設備完成 操業
1969年(昭和44年) 7月
鉄筋コンクリート用棒鋼のJIS表示許可工場となる
1971年(昭和46年) 9月
製鋼工場第1号電気炉完成 操業開始 一貫製造工場となる
1972年(昭和47年) 3月
連続鋳造設備完成 操業開始
1980年(昭和55年) 3月
製鋼工場第2号電気炉完成 操業開始
1982年(昭和57年) 4月
連続鋳造設備更新 
1984年(昭和59年) 6月
溶接閉鎖型フープ筋(TSKフープ)製造開始
1985年(昭和60年) 8月
TSKフープ財団法人日本建築センターの評定取得
1991年(平成3年) 7月
TSKフープの製造、販売業務を岸和田金属株式会社に移管
1997年(平成9年) 10月
新圧延工場 操業開始
2001年(平成13年) 12月
新型電気炉「ECOアーク」完成 操業開始
2005年(平成17年) 3月
ISO9001認証取得
2007年(平成19年) 9月
JIS(新JIS)認証取得
2009年(平成21年) 11月
韓国規格KS D3504認証取得
2010年(平成22年) 2月
JIS G3112 D19追加認証取得
2011年(平成23年) 1月
高強度せん断補強筋用異形棒鋼「KH785」 国土交通大臣認定取得
2011年(平成23年) 3月
ISO14001認証取得
2011年(平成23年) 11月
製品倉庫増設
2012年(平成24年) 1月
JIS G3112 D22~D32拡大認証、SD490追加認証取得
2013年(平成25年) 7月
JIS G3112 D35拡大認証
2014年(平成26年) 11月
高強度せん断補強筋用異形棒鋼「KH685」 国土交通大臣認定取得
2015年(平成27年) 3月
JIS G3112 D38・D41拡大認証取得
2017年(平成29年) 12月
新本社 竣工
2021年(令和3年) 7月
ちきり工場 竣工
2022年(令和4年) 4月
岸和田製鋼グループ組織再編
2022年(令和4年) 5月
エコリーフ環境ラベルを取得
2023年(令和5年) 3月
太陽光発電設備稼働
2023年(令和5年) 3月
ポジティブ・インパクト・ファイナンス融資契約
2023年(令和5年) 4月
執行役員制度導入
沿革
関西地区異形棒鋼トップメーカーで、細物のD10からベースサイズ、太径のD41まで製造する。弊社とグループ会社の岸鋼加工では国内の人口減少や少子高齢化などから異形棒鋼の需要が漸減傾向にある中、鉄筋加工事業を成長戦略の柱と位置づけ、地元の岸和田市に設備投資を行い「ちきり工場」を建設。
「ちきり工場」は2022年4月に本格稼働し、地上の建設物を支えたり、軟弱な地盤の強度を高めるための杭として地中に埋める鉄筋かごの製造を国内電炉メーカーで初めて開始。今後は定着板や機械式継手の製造・販売・異形棒鋼の精密切断加工など、より付加価値の高い新事業への展開にも取り組む。
 岸鋼加工では異形棒鋼からより付加価値の高い鉄筋加工事業までをワンストップ行い、「ユーザーの様々なニーズを具現化し対応するための鉄筋加工のプラットフォームビジネスを構築し、建築・土木分野での異形棒鋼需要を捕捉する。また岸和田物流は、グループ会社製品の倉庫管理、迅速な配送を担う。
 
会社紹介